ヒルドイド等 先発品と後発品(ジェネリック)の選択について
2024年06月18日
当院では、ヒルドイドを含む外用剤も一般名処方しております。現状では、薬局で先発品と後発品(ジェネリック)を選べるかたちになっています。
(例)ヒルドイドを含む保湿剤について
先発品と後発品では、同じヘパリン類似物質が入っていますが、基剤が違います。そのため、人によって、質感・匂い・保湿効果等に差が出る場合があります。後発品のメリットは値段の安さではありますが、そのあたりを天秤にかけてご判断いただけるとよいと思います。
(関連項目)保湿剤について
(今後について)
今後、先発品選択の際には、理由がない時には負担額が増える場合もあります(※現在は負担額はありません。)
患者様において、先発品でないと合わない・効果が薄いなどの方は診察時にお問い合わせいただいた際に、後発品(ジェネリック)が合わない理由を記載し、後発品(ジェネリック)不可にて処方箋を作成する対応も可能です。
現状において、先発品の選択につきましてはご安心ください。
★当院の一般名処方について★
一般名処方とは、薬剤の一般的な名称のみを記載することにより、メーカーを問わずお薬を受け取ることができるようにすることです。医薬品の供給不足を補う対応として、薬局で患者様が円滑にお薬を受け取ることができるようにするために行っています。